せどりで稼ぐならマイナー商品がよい!?
受注生産体制の中小企業の多くは、技術力が高い反面、自社のマーケティング力に課題を抱えています。
各々に販売代理店も存在はしますが、メーカーの技術をしっかりと把握している会社は少なく、その多くが来た案件を右から左に流しているだけというのが現状です。
少し失礼な言い方になりますが、中小企業の専門商社で力のある商社は少ないです。また仮に力のある商社でも、基本的に人海戦術オンリーのため、マンパワーに限界があります。
そこで、セドラーの皆さんの出番です☆
古本等の従来のせどりと比べると、結果が出るまでに多少時間がかかります(製品特有のマーケティング等が必要になってくるため)が、競合が少ない(というかほとんどいない)ため、一度技術を理解すれば、以後長期的にせどりで稼ぐことが可能です。
ここでは、私の実体験を元に、そんなマイナー製品のせどりで熱く稼ぐ方法を紹介します!
せどりは古本やゲームソフトに限ったビジネスではない!?
せどり(転売)と聞くと、皆さんはどんな製品を思い浮かべますか?おそらく、古本、ゲームソフト、玩具等身近な商品をイメージされる方が多いかと思います。
これらの商品に精通している方にとって、転売ビジネスは、お小遣い稼ぎに最適と言えます。現在はITが発達しているおかげで、ネットショップやアプリ(メルカリ等)を用いて、簡単にビジネスを行うことができますからね。
ネットショップ等を用いてせどりをすることのメリットは、そこに市場が既に存在すること。つまり、自ら営業やマーケティングを行わずとも、そこにお客さんがいるため、無駄な出費や時間をかけずに、稼ぐことができます。
しかし、簡単な分、参入障壁も低く、ライバルが多いのが現状です。私も初めは子育て向けの玩具のメルカリ販売から始めましたが、月2~3万円のちょっとしたお小遣い稼ぎが限界でした。
仮に一度売れる商品が見つかったとしても、それを安く売る人が他にどんどん出てくるので、継続的に稼ぐことは難しいということを実感したのです。
また、一般的なせどりで生計を立てるためには、在庫を多く抱える必要があり、それを置くスペースである、貸しアパート等も必要になってきます。在庫管理も大変なため、決して楽して稼げるビジネスとは言えません。(私も欲にまみれて一度は大量の在庫を確保しましたが、管理がしきれず、部屋がごちゃごちゃになった経験があります)
そこで、私は考えました。「せどりでもっと効率的に稼げる商材はないか」と。
せどりで稼ぐならマイナー商品!「競合少」×「品質良」×「メーカーウェルカム」のいいことづくし
そこでたどり着いたのが、ライバルの少ないマイナー商品を売るということ。
マイナー商品は、知識のある人が少ないので、製品のことをしっかり勉強さえすれば、それだけで手に職がつきます。メーカー側もマーケティング力に課題を抱えていることが大半なので、セドラーを受け入れやすい傾向にあります。
さらに、マイナー商品でビジネスに成功している中小メーカーの技術力というのはかなりのものです☆大手企業の売り上げが、そのマーケティング力に起因しているのに対して、中小メーカーの売り上げは、その技術力の高さがファクターのほとんどを占めています。
せっかくいい技術を持っていても、自社製品をうまくアピールできていないせいで、売り上げが思うように上がらない中小企業。せどりを通じて彼らを助けてあげるということは、多大なる社会貢献であり、大きなやりがいにつながります。
是非皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
なぜ、アナログ流量計!?「売れるもの」だが「売り方」が確立されていない
5年前、一般的な玩具のせどりで行き詰った私。新たな商品を探すべく、インターネットを徘徊。そもそも儲かる商品ってなんだろう?そこで最初に目をつけたのがキーエンス社の流量センサー。
国内のメーカーの中で、最も社員の給料が高いと言われるキーエンス社。何でも、ボーナスが春夏秋冬で4回あるんだとか?なぜそんなに儲かっているのか?
それは、「売れる物」を「売れる売り方」で売っているからに他なりません。
そこで、キーエンス社に問い合わせて、せどりをさせてもえらえないか交渉した私。「弊社は直接ユーザー様との御取引きのみとさせて頂いているので」とあっけなく断られてしまいました。
それもそのはず。あれだけの大企業ですから。私たちセドラーがいなくても十分に物を売るだけの優秀な営業マンとマーケティング戦略が既にありますからね。そりゃ直接ユーザーに売った方が利益出ますよね。
そこで考えました。「売れる物」を作っているけど、「売れる売り方」を知らないメーカーはないかと。。。
そこでたどり着いたのが、アナログ流量計です☆
キーエンス社の売っているのは「デジタル」の流量センサ。流量計の世界では、一見そっちの方が見た目が格好いいし、主流っぽい。けど、よくよく調べてると、アナログ製品にしかない利点がありそう。
そして、この「アナログ流量計」こそ売れる物なのに、売り方が確立されていない商品です。高温多湿の環境では、デジタルの液晶型流量計は壊れて使い物になりません。そんなお客様はアナログ製品を使わざるを得ません。
でも、アナログ流量計ってとにかく分かりにくいんです。メーカーのホームページを調べても書いてあることが小難しいし、どうやって調べたらいいのか分からない。代理店に問い合わせても、技術を理解していない担当者が多いので、ちゃんとした回答が返ってこなかったり。探すのも嫌になります。
つまり、ニーズがある(=売れる物)のに、売り方が確立されていない。そこに、セドラーとしてのビジネスチャンスがあるんです!
製品の知識を勉強するのは大変ですが、それはユーザー(お客様)も同じこと。セドラーの私たちが製品のことをしっかり勉強して、かみ砕いてユーザーに説明できれば、ユーザーだって信用してくれます。それは、ユーザーにとって、唯一無二の存在になれることを意味します。
苦労した先に必ず報い(長期的な利益)があるビジネス。それが、アナログ流量計のせどりです。
製品知識の勉強。まずは気軽にご相談を!
「マイナー商品を売れ」と簡単に言われても、まず何からすればいいの?
そう思われる方も多いと思います。まずは、私まで気軽にメールでご相談ください。
メールアドレス:flowmeter_market@yahoo.co.jp
もちろん無料でサポートさせて頂きます。なんで無料なの?怪しくない?そう思われる方もいらっしゃると思います。
それは、皆さんのサポートをさせて頂くことで、私にもメリットがあるからです。別に賄賂を受け取っているわけではありませんよ!笑。
「やる気のあるセドラーの皆さんをメーカーに紹介することで、私自身の信用が上がる」ただそれだけのことです。なので、遠慮なくおっしゃって下さいね♪
ITが発達した今、メーカーのホームページを見るだけでも、製品の知識を得ることは十分に可能です。
<おすすめのアナログ流量計メーカー>
カワキ計測工業株式会社
ただ、マイナー製品のせどりで結果を出すための最も近道は、実際にメーカーへ出向いて工場を見学することです。工場見学をすることで、製品の知識が身につくだけでなく、メーカーからの信頼を獲得することができます。
特に中小メーカーは職人気質の方が多いため、自社技術にプライドを持っています。つまり、自社技術をより深く理解してくれている人に信頼をおく傾向があるというわけです。
さらに、メーカーに実際に足を踏み入れることで、そのメーカーがどのような営業スタイルをしているのかも分かります。お客様から言われた製品をただ機械的に見積しているだけの営業マンもいるかもしれません(私もそのような方を多く見てきました)。
そこで足りない部分を見つけたら、セドラーの皆さんの出番です。不足している部分を皆さんの力で補ってあげましょう。そこで一度でも成果が出れば、一生の仕事にすることが可能です。
かといって、ご自身でメーカーのホームページに、直接工場見学の依頼をすることもハードルが高いかと思います。
もし、ご興味のある方は上記アドレス宛にご相談頂けましたら、私が同行してサポートいたします。
これまで、4人の方と共に実際にメーカーへ工場見学に行かせて頂きました。
皆さん口を揃えて、「来てよかった」とおっしゃっています。
事前に都合を言っておけばセミナー等も開催してくれます。
また、売るべき相手(ターゲット層)も懇切丁寧に教えてくれるので、ネットショップ構築の際の参考にもなりますよ♪
どしどしご相談くださいね!
是非お互いWinWinの関係を築いていきましょう。
円滑な転売のPOINT!~買い手と売り手の架け橋になろう~
カワキ計測のフラッパー式流量計は、買い手の配管の仕様に合わせて、一品一品流量試験を実施しているとのこと。このように受注生産体制とすることで、特殊仕様・小ロットでのコストパフォーマンスを実現しているようです。
しかしここで課題になるのが、引き合い時のやり取りの工数です。そこで、事前に下記仕様を買い手に確認することで、業務効率化を図るのがPOINTです。
1.選定時の必要仕様
(1)既設品交換の場合
「型式」と「シリアル№」(5桁or6桁)。
(2)新規御引き合いの場合
口径・流体の種類・流量(※)・使用圧力・使用温度。
また、流体の種類については、下記の情報を事前に確認。
①液体の場合
「粘度」(単位:m㎡/s, cst等)。
油の場合、番手(ISO-VG#150等)と常用温度(℃)でも可。
②気体の場合
「密度」(kg/㎥)、「温度」(℃)、「圧力」(MPa)。
③薬液・スラリー等の場合
上記に加え、「流体の成分」。
(成分の腐食性等に応じて、材質を選定するため)
④その他(蒸気等)
上記仕様と共に事前に連絡することで、メーカー側が適切な検出方式等を提案してくれます。
※流量が分からない場合は、標準的な目盛範囲を選定してもらうことも可能。
2.仕様書サンプル
仕様書のサンプルは上記のような感じです。見積時に予め記入したものを送付すると、よりスムーズな転売になりますので、頑張って勉強して書けるようになりましょう。セドラーの力の見せ所といったところでしょうか。